NanoTerasu共用ビームラインの利用ニーズに関するアンケート調査

 3GeV高輝度放射光施設 NanoTerasu(ナノテラス)は軟X線に強みをもつ、国内最新の放射光施設で、2025年3月から初めての共用課題の利用がスタートしました。最初の共用ビームラインとして、BL02U: 軟X線超高分解能共鳴非弾性散乱測定、BL06U: 軟X線ナノ光電子分光測定、BL13U: 軟X線ナノ吸収分光測定、の3本のビームラインが整備されています(現在、次の共用ビームラインとしてBL11W: X線回折(仮称)を整備中)。

 NanoTerasuでは、計28 本のビームラインポートがあり、今後18本のビームラインを整備することが可能です。空きポートには共用ビームラインを増設することが可能ですので、ユーザーの皆様のニーズに応じた計測が可能なビームライン等を増設していきたいと考えております。本調査は、NanoTerasuの共用ビームライン増設計画の検討にあたり、利用ニーズを定量的に把握するためのものです。NanoTerasuの共用ビームライン増設に向けた今後の方針を検討するためにも大変重要な調査となりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

[回答期限:2025年6月23日(月)12:00]

 

国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
NanoTerasuセンター
センター長 高橋 正光

【本件に関するお問い合わせ】
NanoTerasuセンター 研究推進室
E-mail:kenkyu-suishinshitsu-sendai[at]qst.go.jp

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